京都電機器株式会社について

京都電機器株式会社について

「日本のモノづくりは地に落ちた」と言われることがあります。確かに、平成の大不況を乗り切る際に多くの技術が海外へと安売りされたこともあってアジアの中でも特別なアドバンテージが無くなった面があるのも事実です。しかし、今でも日本でしか作ることの出来ない品質を提供する企業があるのも事実です。

企業情報について

パワーエレクトロニクスとオプトエレクトロニクスという2つの事業分野を中心に事業展開しているのが京都電機器株式会社です。パワーエレクトロニクス分野では高周波スイッチング技術をベースに半導体や液晶製造設備等の産業用に使用される高信頼性の電源装置を提供しています。さらに、スマートグリッドに関連する次世代エネルギー分野にも力を注いでおり、創エネ・省エネ・蓄エネを合言葉に効率の良い電源を開発しているのです。

オプトエレクトロニクス分野ではエレクトロニクスから食品や薬品などの様々な業界に向けた検査用照明を提供しています。LEDや蛍光管、キセノン管などを使って光学系と電源の双方を使った技術をもとにユーザーの様々な検査ニーズに応えているのです。このような2つの事業分野を繋ぐマイコンを利用した制御技術によってコストダウンと多機能、高性能、小型化を同時に実現し、利便性を高めているのです。

製品情報について

京都電機器株式会社は長年培ってきた企業ならではの技術をベースとして直流電源、交流電源、高圧電源の設計開発をしてきました。インバーター回路には内製化に成功したスイッチング素子を搭載しており一般市販品では決して成し遂げることが叶わなかった高効率・高速応答を実現しました。これらの電源は半導体や液晶製造装置などの製造機器の最先端に組み込まれており産業界に貢献しています。

さらに、瞬時電圧低下保護装置についてもサービス提供を行なっています。こちらは落雷などの自然現象による瞬時電圧低下及び、瞬時停電などの避けることが出来ないトラブルに対応するものとなっています。落雷は多雷地域は年に20件以上、今まで落雷が起きなかった地域でも異常気象によって発生する頻度が増えています。このような存在から工場内のプロセス制御装置やコンピュータを保護するのが瞬時電圧低下保護装置なのです。

長年のノウハウによって時代のニーズに応える

京都電機器株式会社はパワーエレクトロニクス分野とオプトエレクトロニクス分野という2つの領域で活躍する企業です。パワーエレクトロ分野では高周波スイッチング技術を使用した高い信頼性を持つ電源装置を提供しています。オプトエレクトロニクス分野では様々な業界に向けた検査用照明を提供しており、これら2つの領域はマイコンを利用した制御技術によって利便性が高められているのです。

そんなパワーエレクトロニクス分野で京都電機器株式会社は電源と瞬時電圧低下保護装置を主に提供しています。電源においては長年のノウハウを生かした設計開発が強みとなっており、特にインバーター回路には内製化に成功したスイッチング素子が搭載されています。瞬時電源低下保護装置は落雷が多い地方はもちろんのこと、今まで落雷が発生していなかった地域においても異常気象によってニーズが高まっているのです。