国内機器メーカー三菱電機のサービス
- 2024.02.06
- 企業

長年にわたり、多くのお客様から信頼され、愛されてきた機器メーカー、三菱電機。その創業からの歴史や、進化を続ける技術力、そして革新的な製品群について、詳しく解説します。同社が培ってきたものづくりのエッセンスを感じていただけることでしょう。
三菱電機株式会社とは
三菱電機株式会社は、東京都千代田区に本社を置く国内の大手総合電機メーカーとして、常に業界をリードしてきた企業です。その姿勢は、2021年に創業100周年を迎えた現在も、全く変わっていません。日本国内のものづくりの粋を集め、数多くの製品を世に送り出してきた経験と実績は、他の総合電機メーカーには真似することができません。
同社は、様々な製品を手掛ける日本を代表する電機メーカーです。手掛けているジャンルは幅広く、空調、エレベーター、産業用ロボット、産業用機械、発電機、情報通信、自動車部品、住宅設備、電力システムなどの多くは、同社が手掛けたものになっています。中でも、FA機やエレベーター、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など、多くの産業用電気機器のい分社において、日本国内トップシェアを誇っています。同社は、社会的責任(CSR)やSDGsへの取り組みにも積極的に取り組んでおり、環境に配慮した製品や技術開発にも力を入れています。
三菱電機株式会社の沿革
三菱電機株式会社は、1873年に岩崎弥太郎によって設立された海運九十九商会からスタートしました。海運九十九商会は、現在のような電気関連の事業ではなく、海運と商事を中心の事業展開だったそうです。
1921年に、神戸にあった三菱造船の電機製作所を母体として独立します。当時では珍しかった変圧器や、電動機、そして扇風機などを手掛け話題となります。
その後、徐々に大きな仕事を任されるようになり、1928年には、国産初となる幹線用大型電気機関車の開発を取り纏め、日立製作所、東芝、川崎重工業との四社で共同開発し完成させます。1935年にはエレベーターやエスカレーターの一貫生産を開始し、1946年には「ダイヤトーンラジオ」を発売しました。1966年には、日本初の人工衛星搭載用電力機器を開発し、2008年には放送・通信衛星として初の国産衛星スーパーバード7号機を打ち上げるなど、革新的な技術を開発してきました。
三菱電機のサポートサービス
同社のFA技術相談サービスは、お客様からの技術的な質問に迅速かつ正確にできるよう、専門知識を持ったスタッフが常駐しています。そのため、設備メーカの人やエンドユーザからの専門的な問い合わせに対し、技術者が応対するような丁寧なサービスを提供することができます。また、FA技術相談窓口には、同社の実機が設置されていますので、相談を受けた実機を実際に操作しながら、的確な回答をすることができます。
当社のFA技術相談サービスには、コンポーネントを熟知した、技術力、知識量の多いオペレータが対応してくれます。そのため、お客様の悩みや疑問点をスピーディーに解決することができるのです。特に、現象切り分けのアドバイスや現地対応が必要な場合など、解決が難しい相談の場合には、相談者の最寄りのサポートスタッフと連携して解決してくれます。このようなサービスを提供していることによって、安心して三菱電機の製品を導入することができるのです。
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